丹波牛とは？その特徴と歴史
丹波牛は、日本の黒毛和種の一つで、特に京都府丹波地域で育てられています。
京都産和牛の中でA.B4以上の格付けをクリアした京都食肉市場から出荷された牛が「丹波牛」『京都肉』と呼ばれています。
丹波牛の歴史は古く、少なくとも江戸時代から存在していたとされています。一説によると、1310年（延慶3年）に描かれた日本最古の和牛書「国牛十図」に「丹波牛」として取り上げられています。
丹波牛の特徴は、その肉質の良さと風味深い脂にあります。肉質は柔らかく、脂は甘みがあり、口に入れると溶け出すような感覚があります。
丹波牛は、高級ブランド牛肉として知られており、日本国内外で人気がある牛肉です。
丹波牛と但馬牛、神戸牛との違い
丹波牛は、先述の通り、京都府丹波地方で飼育されている黒毛和種の牛肉です。一方、但馬牛は、兵庫県但馬地方で飼育されている黒毛和種の牛肉です。そして、神戸牛は、但馬牛の中でも一定の基準を満たした牛肉のことです。
丹波牛と但馬牛は、どちらも黒毛和種の牛肉で、肉質が柔らかく、脂肪が甘いのが特徴です。
ちなみに、京都の丹波地域も、但馬牛を生み出した兵庫も、山を隔てて隣同士であり、昔は嫁入り道具に牛をもって京都から但馬へ、但馬から京都へと移動もあったと言われております。和牛のルーツは丹波、但馬にあるとも言われ、どちらも長い歴史を持つ点が特徴です。
神戸牛は、但馬牛の中でも最高級の牛肉だけに与えられる称号です。神戸牛は、肉質が柔らかく、脂肪が甘く、赤身の風味が強いのが特徴です。また、神戸牛は独特の霜降りを持っているため、見た目も美しい点も大きな特徴の一つです。
このように、丹波牛、但馬牛、神戸牛は、いずれも高品質の牛肉ですが、それぞれに特徴があります。
丹波牛の値段
丹波牛の価格は、購入する部位や販売店によって異なりますが、一般的には100gあたり2,000円～3,000円程度です。
サーロインやヒレなどの高級部位になると、100gあたり5,000円～10,000円程度になるケースもあります。
丹波牛は高級ブランド牛肉ですので、安く手に入れることは難しいですが、その分、美味しい肉質と風味を堪能することができます。
京都丹波地域の世界ランクの黒毛和牛「平井牛」
平井牛は、京都丹波地域で育てられる世界ランクの黒毛和牛です。牛の原点である丹波牛から「平井牛」は生まれています。その肉質の良さと風味深い脂が特徴で、京都丹波地域産の牛肉の中でも特に評価が高いブランド牛となっています。
平井牛は、その品質の高さから、国内のミシュラン星つきのレストランや、高級ホテルで提供されています。
京都丹波牧場「平井牛」の3つの最大の特徴
京都丹波牧場の「平井牛」の最大の特徴を3つ紹介します。
1.一流の料理人が認める「最高品質の牛肉」
平井牛は、平均肥育期間が32ヶ月と一般的な肥育期間に比べ約半年長く、きめ細やかな脂が舌の上で溶け出すような特徴を持つ黒毛和牛です。全ての平井牛は最高級のA5ランク以上で、一流の料理人に認められ、選ばれる牛肉です。
2.安心・安全の自家産和牛
全頭に対して餌や環境にこだわり、定期的な血液検査、担当肥育員による日々の健康管理、愛情込めたブラッシングによるスキンシップなど1頭1頭愛情と手間を惜しまず丁寧に育てています。また、抗生物質（モネンシン）や成長促進剤を添加した飼料は一切与えておらず、安全性に配慮しています。
3.数々の受賞歴 
平井牛は全国の品評会でお墨付きを貰っています。和牛オリンピックで2位＆5位を獲得するなど、その品質は高く評価されています。
平井牛公式通販
「平井牛」も公式通販サイトからお取り寄せできます。
ステーキ用、すき焼き用、焼肉用、ギフトセットなど、様々な用途に合わせた商品を提供していますので、大事な方への贈り物にもおすすめです。
▼平井牛公式通販サイトまとめ
丹波牛は、その肉質の良さと風味深い脂が特徴の黒毛和種で、京都丹波地域で育てられています。
希少性の高い丹波牛を楽しむことができるお店はわずかですが、通販サイトを利用すれば自宅でも丹波牛を堪能することができます。
特に、京都丹波地域産の牛肉の中でも評価が高い「平井牛」は、その品質の高さから世界ランクの黒毛和牛として知られています。平井牛も公式通販サイトからお取り寄せができますので、お試しください。